危ない橋も一度は渡れ!

30代独身女子が会社を辞めて海外留学する話

出国前の手続きをコンプリートした話

本気出して早数日、役所関係や税金関係の手続きを済ませたお話。

(各自治体によって手続きが異なることもありますので、必ず確認してね!) 

 

~真の住所不定無職になります~

まず区役所で転出届(国内転居と様式は同じ)を提出します。新住所欄には滞在する国名だけ記入すれば大丈夫です。これで日本の住民ではなくなり、(戸籍はあるけど住民票やマイナンバーはない状態)晴れて住所不定無職がここに誕生しました。印鑑登録カードは返却、マイナンバー通知カードに失効のスタンプが押されます。

住民票はありませんが、戸籍の附票には「カナダへ転出(←私の場合)」となっていることでしょう。なんだかワクワクしますね。見てないけれども。

 

~去年の自分にお疲れさまと言いたい。住民税~

ご存知の通り住民税は所得税と違い、前年分の所得に応じて毎年6月に税額が決まります。決まった税額が6月の給与から毎月源泉徴収されるのですが、私は6月末付で退職したため1か月分しか徴収されませんでした。

退職すると会社から各役所に退職情報が通知されます。そしてその情報を基に役所から自宅へ「残りの分の納入通知書」が届きますので、期日に合わせて支払います。6月に配布される税額決定通知書を見て心の準備はしておりましたが、やはり11か月分約25万円の破壊力たるや。しかし納税は日本国民の義務、潔く一括で払いました。(分割払いも可)退職金この時点でマイナス。

・・・そういえば去年は鬼のように残業したな。去年の自分、頑張ってたな。

 

ちなみに、住民税は納める年の1月1日付で居住している市町村に支払います。ということは来年の1月1日に海外にいる私の場合、住民税はかかりません。

 

~お世話になりました、健康保険~

在職中は社会保険でしたが、退職後は社会保険の任意継続か国民健康保険のどちらかを選択できます。保険料が低い方を選択する方が一般的で、私は国民健康保険を選択しました。 

退職後に区役所で国民健康保険への切替手続きをすると、納付依頼書が送られてきますので保険料は各自払うことになります。保険証はその場で受け取れますので、すぐに病院へ行くことができます。私のようにね。

そして出国前、区役所に転出届を提出すると出国日付けで保険証は返却。出国まで日数が少ない方はその場で返却しても大丈夫ですし、心配な方は窓口で返信用封筒をもらえますので出国直前にポストに投函すればOK。

ちな海外では健康保険の加入義務はなくなりますが、任意で加入することもできるそうです。私は加入しませんが。

 

国民年金払います、一応ね~

当たり前ですが無職でも国民年金は加入します。どうせ長生きできないだろうし、正直払わなくてもいいんじゃないかと思うんですけどねー。(ただし厚生年金は除く。)

一応退職後から出国までの期間は国民年金を納めましたが、出国後は支払うか支払わないかどちらでも構わないとのことでした。支払わない場合でも加入期間にはカウントできるのでご安心を!年金課の方には継続して支払う事を強く勧められましたが丁重にお断り致しました。

 

~おまけ 準確定申告~

こちらは必須ではないのですが、6月までは会社員だったため所得税源泉徴収されておりました。しかしながら退職してしまったため、年末調整がありません、というか年末は既に日本におりません。ということで税務署にて準確定申告なるものをしてまいりました。

準確定申告とはその名の通り正式な確定申告ではありませんが、私のように申告期間に日本にいない場合や収入のある方がなくなった場合(この場合は家族が代理で申告)におこなうものだそうです。

申告自体は職員の方のご指導のもと、その場で完了しました。還付金額約6万円、約1か月後に振り込まれる予定です。やってよかった確定申告!

 

長期で海外に行く場合、こんなに手続きがあるんですねー。今までは全部会社で手続きしてもらっていたのですが、有り難さが身に染みて分かりました。

これから長期留学に行くよ!または海外放浪の旅に出ます!などなど予定されている方に少しでも参考になれば嬉しいです。

 

ちなみにこちら、現地カナダよりお送りしております。

既にタイムラグが発生するという体たらくですが・・・まぁ大目に見てください。

 

ではまた。