怠惰な日常に危機を感じた話
日本を発って早3か月、いつの間にか年が明けておりました。
というか、既に2月です。
その間何をしていたかと言いますと、
こんな所や、
こんな所、
こんな所にも。
散々勉強するとか言いつつ、割と楽しんでいましたすみません。
今年は(もう2月だけども)帰国してすぐに就職できるよう、気を引き締めて勉学に勤しみます。
留学生活約2週間目にして早くも病院のお世話になった話
出国して既に2週間余りが経過いたしました。
ここにきて疲れなのか、もしくはストレスなのか高熱が続く事態となり、早くも病院へ行ったという話です。
これまでにも海外は訪れていますが、病院へ行くのは実は今回が初めてなのです。
よろける体ながらも無事に診察を終えることができました。(ネタバレ)
~病は気から?いや、環境から~
カナダは日本と比べて非常に乾燥しています。ここ数日雨が続いているので外は湿っていますが、室内に関してはヒーターが常時作動しているので激しく乾燥するのです。
(たまに住んでいる部屋が古すぎてヒーターが止まってしまうことがあるのですが、その時は極寒です。過酷。)
一応濡れたタオルなんかを干したりはしているんですが、毎朝喉がガラガラ状態、これは風邪も引きますわな。
また、通っている学校で咳をしている方とかもいるんですけどね、こちらにはマスクの文化がない為うつされ放題です。気を付けましょう。
そんなこんなで早くも風邪を引いてしまった訳です。
日本から持ってきた薬を飲みますが、熱が下がる気配はなく学校を欠席。えーん。
~フェイクじゃないです、本物です~
こちらでは病欠の際、医師の診断書を提出するのが一般的なようです。
そのため学校を欠席するにあたり診断書が必要・・・ということで勇気を出して病院へ行ってまいりました。日本じゃ熱くらいで病院行かないよなー、自分。
余談ですが、病欠ではない場合は学校に連絡するだけでOK、という謎。
病院へ行くにあたりまずは病院を探します。幸い留学保険が使える病院が近くにあったのでそこにしました。
私はネットで予約をしましたが、HP等にウォークイン可(日本でいう外来)と記載されていれば予約なしでも大丈夫ですが、基本的に待ち時間が長いそうです。。。
保険証券とパスポートを持っていざ病院へ、受付ですぐに対応してもらえました。
希望すれば日本語通訳も付けられるそうなんですが、すぐに診てもらいたかったので通訳なしで診察してもらいました。
気になるお会計は150$+診断書10$(←学生料金)也。一旦立て替えて、後日保険会社から返金されます。
診断書も無事に入手し、一仕事終えた感で帰宅しました。
なお、インターネット上ではフェイク(偽)の診断書のフォーマットが多数アップされているので勇気がある方は自己責任で試してみてはいかがでしょうか。
ではまた。
予想外?予想通り?留学のお供たち
一年の海外留学、一体どれくらいの荷物になるのか。
出発前に散々悩んだ結果、予想外というか予想通りというか結構な荷物になってしまったお話です。
人生初、チェックインカウンターでの再パッキングでした。恥ずかしー。
ちなみに無事出国済みです。
~着回し重視、ただし靴は除く~
東京より寒いカナダの気候に合わせてチョイスしました。
靴の量が常軌を逸しております。
【洋服たち】
・モッズコート
・パーカ×2
・ウルトラライトダウン
・ロングカーデ×2
・カーディガン×2
・シャツ×2
・ロンT×3
・7分袖Tシャツ×2
・Tシャツ×2~3
・ワンピース(オシャレ着含む)×3
・パンツ(短パン含む)×5
・スカート×1
・ブラウス×1
・靴(パンプス、スニーカー、サンダル他)×8
ここで注目していただきたいのは靴ですね。内訳はスニーカー、サンダル2足、ショートブーツ、パンプス4足。一体私は何をしに来たのでしょう、完全にアホですね。
~ヒートテックが頼りです~
【インナー類】
・ヒートテック×4
・タンクトップ×4
・キャミソール×3
・下着、靴下(タイツ、レギンス含む)×一週間分
・部屋着×2セット
こんなもんですかね。こちらは普通の量です。
~その他小物~
・ストール×4
・ニット帽×1
・カバン(リュック、トートなど)×3
こちらも普通の量かと思われます。
~これいる?日用品番外編~
薬、コンタクト、化粧品類以外の物たちです。こだわりの逸品。
・シリコン製ジャムスプーン
・ドレッシング(ごま)
・ネイルセット(キューティクルニッパー、メタルプッシャー、ファイル数本)
・スタバのご当地タンブラー
荷物にも多少の遊び心は必要です。この辺のチョイスは好みが分かれるところ。本当はFC/SFC互換機とソフトも持って行きたかったのですが、スペースの関係上断念しました。
改めて無駄に大量の荷物だと感じておりますが、基本スタンスとしては「極力日本から持って行く」なので仕方がありません。現地調達でも構わないんですけどね、探すの面倒だなと。その上日本よりも高額(日本で買う方がクオリティが良かったりしたらなおさら敗北感)だったらとか思うとつい頑張って詰め込んでしまった次第です。結果、スーツケース、35Lバックパック、トートバック、リュックを運ぶ羽目になりました。参考にするかしないかはあなた次第です。
ではまた。
出国前の手続きをコンプリートした話
本気出して早数日、役所関係や税金関係の手続きを済ませたお話。
(各自治体によって手続きが異なることもありますので、必ず確認してね!)
~真の住所不定無職になります~
まず区役所で転出届(国内転居と様式は同じ)を提出します。新住所欄には滞在する国名だけ記入すれば大丈夫です。これで日本の住民ではなくなり、(戸籍はあるけど住民票やマイナンバーはない状態)晴れて住所不定無職がここに誕生しました。印鑑登録カードは返却、マイナンバー通知カードに失効のスタンプが押されます。
住民票はありませんが、戸籍の附票には「カナダへ転出(←私の場合)」となっていることでしょう。なんだかワクワクしますね。見てないけれども。
~去年の自分にお疲れさまと言いたい。住民税~
ご存知の通り住民税は所得税と違い、前年分の所得に応じて毎年6月に税額が決まります。決まった税額が6月の給与から毎月源泉徴収されるのですが、私は6月末付で退職したため1か月分しか徴収されませんでした。
退職すると会社から各役所に退職情報が通知されます。そしてその情報を基に役所から自宅へ「残りの分の納入通知書」が届きますので、期日に合わせて支払います。6月に配布される税額決定通知書を見て心の準備はしておりましたが、やはり11か月分約25万円の破壊力たるや。しかし納税は日本国民の義務、潔く一括で払いました。(分割払いも可)退職金この時点でマイナス。
・・・そういえば去年は鬼のように残業したな。去年の自分、頑張ってたな。
ちなみに、住民税は納める年の1月1日付で居住している市町村に支払います。ということは来年の1月1日に海外にいる私の場合、住民税はかかりません。
~お世話になりました、健康保険~
在職中は社会保険でしたが、退職後は社会保険の任意継続か国民健康保険のどちらかを選択できます。保険料が低い方を選択する方が一般的で、私は国民健康保険を選択しました。
退職後に区役所で国民健康保険への切替手続きをすると、納付依頼書が送られてきますので保険料は各自払うことになります。保険証はその場で受け取れますので、すぐに病院へ行くことができます。私のようにね。
そして出国前、区役所に転出届を提出すると出国日付けで保険証は返却。出国まで日数が少ない方はその場で返却しても大丈夫ですし、心配な方は窓口で返信用封筒をもらえますので出国直前にポストに投函すればOK。
ちな海外では健康保険の加入義務はなくなりますが、任意で加入することもできるそうです。私は加入しませんが。
~国民年金払います、一応ね~
当たり前ですが無職でも国民年金は加入します。どうせ長生きできないだろうし、正直払わなくてもいいんじゃないかと思うんですけどねー。(ただし厚生年金は除く。)
一応退職後から出国までの期間は国民年金を納めましたが、出国後は支払うか支払わないかどちらでも構わないとのことでした。支払わない場合でも加入期間にはカウントできるのでご安心を!年金課の方には継続して支払う事を強く勧められましたが丁重にお断り致しました。
~おまけ 準確定申告~
こちらは必須ではないのですが、6月までは会社員だったため所得税が源泉徴収されておりました。しかしながら退職してしまったため、年末調整がありません、というか年末は既に日本におりません。ということで税務署にて準確定申告なるものをしてまいりました。
準確定申告とはその名の通り正式な確定申告ではありませんが、私のように申告期間に日本にいない場合や収入のある方がなくなった場合(この場合は家族が代理で申告)におこなうものだそうです。
申告自体は職員の方のご指導のもと、その場で完了しました。還付金額約6万円、約1か月後に振り込まれる予定です。やってよかった確定申告!
長期で海外に行く場合、こんなに手続きがあるんですねー。今までは全部会社で手続きしてもらっていたのですが、有り難さが身に染みて分かりました。
これから長期留学に行くよ!または海外放浪の旅に出ます!などなど予定されている方に少しでも参考になれば嬉しいです。
ちなみにこちら、現地カナダよりお送りしております。
既にタイムラグが発生するという体たらくですが・・・まぁ大目に見てください。
ではまた。
出国に向けて本気出す話
留学に向けてついに本気を出しました。
朝からスーツケースに向かい、服やら日用品やらをテトリスのように詰めては出しを繰り返しております。いっそ本当のテトリスみたいに消えてしまえばいいのに。
先人のお知恵を拝借すべくインターネットで持ち物リストを検索してみますが、もはや何を信じてよいのか分からず思考が停止寸前です。
~持って行くVS持って行かない~
例えば洋服、「海外ではサイズが合わないから持って行く派」と「現地でも購入できるから持って行かない派」と分かれているようです。では私の場合はどちらか?
私は日本人の中でもやや華奢な方に分類されますので、サイズは確かに重要。悲しいことに山も谷もありませんので、自ずと子供服を買わざるを得ないこともあるでしょう。考えてもみてください、謎のロゴが入ったファンシーな子供服を着こなす三十路の女。最早ホラーでしかありません。とはいえ日本でもおなじみZARAやH&Mではぴったりサイズが手に入るため心配は無用。
ということで結論。「サイズ選びが困難な物(ボトムスや靴、下着)は持参」
両方のいいとこどり、ハイブリッド方式で行きます。
もう一つ、「ぼろぼろの服を持って行き、捨てて帰る派」については保留にします。
基本ぼろぼろの服はすぐ処分しちゃうのでね、無いんです。ということで保留。
~おしゃれは小物から、でもかさばるよね~
少ない服でのローテーションに欠かせないのが小物類です。しかし、チリも積もればなんとやら。帽子やらストールやら帽子やらストールやら帽子やら・・・もう無理です。
仕事をしていた時は私服なんて週末しか着ない訳ですよ。(仕事も私服だったが。)だから服の量も大してないんですけどね、帽子とか巻物とか持って行きたい。
例えばストールなんて薄手のもの、厚手のもの、無地、柄・・・もうね。帽子なんてニット帽ならいいんですけど、ハットなんで邪魔でしかないですからね、悲しいことに。
あと靴。ヒール命なもんで、かさばり方が尋常じゃないです。この期に及んでロングブーツ持って行こうとしてますからね、愚の骨頂ってやつです。
服やら小物やら偉そうに長々語りましたが、言っても私そんなに流行に敏感なキラキラ女子wではありませんから少数精鋭で頑張ります。
一年を共にする愛着のある精鋭たち、脳みそフル回転で厳選したいと思います。
ではまた。
出国まで10日、来週から本気出す。
いよいよ出国まで10日と迫ってまいりました。
食べて寝るだけの毎日でしたが、これからは違います。本気で準備します。
~体は資本、健康は財産といいますから~
手始めに例のごとく病院通いから。先日歯の治療が完結したため、今回は内科と眼科。私は気管支が弱く、一度風邪を引くと2か月近く治らないことも多々ありますので吸入薬は必須です。美人薄命ってね。
また、コンタクトレンズを使用しているので一年分のレンズを購入。2週間レンズを使用しているので思いの外少ないです。その代りケア用品が重たいというジレンマ。もう現地調達でいいや。
そのほかに家で発掘した鎮痛剤、絆創膏、キンカンなどなどを準備。ちなみにキンカンは筋肉痛や肩こりにも効くんですねー。女子ってやつは2way好きですからね、私はムヒよりキンカン派です。
~誰得?女子力アピールコーナー~
スキンケア用品、もちろん一年分持参します。
【写真暗めでお送りしております】
外資の化粧品だと肌がえらいことになるので、私は普段使用している物を気合で一年分持って行きます。洗顔後は化粧水とオイルのみ、HABAさんお世話になってます!(回し者ではありません。念のため。)
メイクもしちゃいますよ。
一応仕事の時は毎日きちんとしてました。仕事の時はね。
フルメイクで学校に通うのもなんだかシュールな気がするので普段は適当でいいかと。
ほら、ファンデーションは使ってません☆とか言っちゃったりして、「いやー塗ってなくても全然キレイー」「やーだー」なんつって、はい、すみません。
あ、日焼け止めは塗りますよ。絶対焼かない主義なので。日焼け止めはしこたま持っていきます。日本の日焼け止め最強。
以上、女子力アピールでした。
「スキンケア用品なんて現地調達」とか、「化粧なんてしねぇよ!」とか、「スキのないメイクで外国人とお近づきになりたい」 とか色々思いはあるかと思いますので、本当に誰得な情報を公開してみました。30代なんてね、こんなもんですよ。
持って行く洋服達については機会(と公開する勇気)があればご紹介します。
ではまた。
歯医者さん通い、ついに完結 〜親知らず抜歯後〜
前回ついに完結と言いつつ、しれっと2回目に突入します。
経験のある方はご存知かと思いますが、親知らずは抜歯後が厄介なのです。抜歯自体は30秒ほどで終わりますが、回復までは長い時間がかかります。そうです、抜歯後が本当の闘いなのです。
ここに闘いの記録を記しておこうと思います。
~抜歯直後~
抜歯後、感染防止のための抗生薬と傷み止めのロキソニンをもらいます。抗生薬は3日分ありましたので、用法を守って飲みましょう。
帰宅後しばらくすると徐々に麻酔が切れて痛みが出てきますので、私のようにビビりの方は麻酔が切れる前にロキソニンを飲んでおくと良いと思います。耐え難い痛みはありませんでしたが、顎付近がズキズキするというか、熱を持つというか、鈍痛が続きます。
さらに抜歯当日は出血が完全に止まりませんで、気づくと口の中に血が溜まります。そっと吐き出しましょう。勢いよく吐くと、痛いです。
激しい運動や入浴は血流が良くなって出血が止まらなくなりますので、当日は控えましょう。アクティブでお風呂での自分磨きに余念がない女子の皆さん、お気を付けを。
ちなみに出血がひどい場合はガーゼを丸めて30秒ほど強く噛みましょう。と、先生がおっしゃっていました。
~翌日、顎に違和感~
私調べによりますと、顔の腫れは抜歯翌日位から目立ち始めるそうです。
こんなこともあろうかと事前に自撮りwをしておきましたよ。BeforeとAftereで見比べて見ようじゃないか!
何?・・・変わって・・ない・・だと?
結論を申しますと、私は翌日も、その先も顔は全く腫れませんでした。熱も持っているし、痛いことは痛いんですけどね、全然変わりませんでした。もちろん写真も非公開です。シャイなのでね。
ただ、 下あご+水平+埋没=難易度MAX の方は腫れを覚悟しましょう。ついでに抜歯前後の写真も撮っておくと話のネタに楽しめると思います。
翌日には完全に血は止まっておりましたが、ロキソニンは継続服用。やっぱり薬が切れると痛い。
~何を食べるのか問題~
抜歯をした場所は当然穴が空いており、少しの刺激でも出血して痛いので普段の食事は危険です。私の場合、抜歯をしていない側も根管治療中だったため両側使用不可な状態でした。残るは前歯のみ。ひたすらウィダーインゼリーや豆腐でしのぎます。
おそらくこれでは栄養が足りないと思われるので、途中からプロテインを追加しました。プロテインは体を造りますからね、もうムキムキですよ。
そして最も重要ポイント、血餅の存在です。
血餅とは抜歯した穴=傷跡にできるかさぶたのようなもの。これをいかに守っていくかが今後最大のミッションです。特に激しくうがいをしたり(どんなうがいだ。)、強く吸う等してしまうと、血餅がはがれてドライソケットという地獄が待っているそうです。特に下あごの抜歯をした方、要注意ですよ。詳しくはインターネット検索してください。
私は抜歯翌日辺りから血餅が出来上がっていたように思いますが、小心者のため確認はできませんでした。ゼリーのような物が詰まってる感じですかね。ただただ大切に見守ります。うがいは顔を傾けてソフトに、ウィダーインゼリーは絶対吸いませんよ!
緊張感満載の血餅見守り生活の中、不意に咳き込んでしまった時の恐怖は今となってはいい思い出です。
傷口が治るといつの間にか血餅はどこかに消えていきました。いや、飲み込んだのか。
血餅のいなくなった場所にはただ穴だけが残されています。ここまで来ればもう食事もフリーダム、好きな物食べちゃってください。ただし、詰まりますがね。
穴がふさがるまで約1か月から3か月くらい、人によっては完全にはふさがらないそうで、私もまだまだ穴と生活しております。
親知らずの抜歯は回復力の高い20代のうちにやってしまった方が良いそうなので、気になる方は早めにどうぞ。30代で抜歯した私ですが、元気にやってます。
ではまた。