危ない橋も一度は渡れ!

30代独身女子が会社を辞めて海外留学する話

歯医者さん通い、ついに完結 〜親知らず抜きました〜

東京から実家に引っ越してもなお、怒涛の歯医者さん通いは続いております。そんな中、生まれて初めての「親知らずの抜歯」をすることになりました。

治療計画の中で親知らずがあることを指摘されたのですが、自分では親知らずは無いと思っていたので衝撃でした。言われてみれば上あごの奥に一本、相方(≒噛み合う相手)のいない謎の歯があったのです。なんだこれ?

本日は抜歯の経験がない素人(?)の私の抜歯体験談をお送りいたします。

 

~そして抜歯は突然に~

ある日の治療後、突然先生から「明日抜歯しましょう」宣告が言い渡されました。

いずれ抜くと覚悟をしておりましたが、これほど突然とは想定外。帰宅後、【親知らず 抜歯 痛い】でgoogle先生を質問攻めにしたことは言うまでもありません。

google先生によると一般的に、

 

痛み  : 上あご<下あご

難易度 : 垂直<水平  ←歯の生えている向きのこと。

抜歯時間: 正常<埋没  ←どれだけ歯が出ているかという意。

 

ということでした。私調べ。

そこから察すると私の場合は、上あご+水平+正常=楽勝 ということになりそうですが、油断は禁物。ネット上で語られる恐ろしい体験談を読み漁り自分を戒めます。

 

~抜歯当日~

普段通りの治療後、いざ抜歯。

何本か麻酔を打つのですが、通常の麻酔よりも針が奥深くに入るため、痛い。そして既に脇汗が尋常じゃない。余談ですが、私は以前ピアスホールを開けた際に麻酔が効きにくい体質であると病院で言われたことがあります。今回はいかに!?

 

先生「(歯を揺らして)痛みはありませんか?」

私 「・・・(首を横に振る)」

先生「はい抜けましたよー」

私 「!!!!!!」

 

それは麻酔が効いたかの確認後、わずか30秒ほどの出来事でした。ベニヤ板を曲げた時のようなミシミシ感は若干あったものの、ほんの一瞬。google先生、あなたの教えてくれたことは嘘じゃなかったね、ありがとう。

 

抜歯の余韻で震えながら帰宅したのでした。 つづく。

実家への引越しはニートが加速するトリガーとなる

会社を退職して早2か月半、そして出国まで約半月と迫ってまいりました。

大した準備もせず、「本当に海外行くのかな…」などと自分でも疑問に思うような怠惰な毎日を過ごしておりましたが、この度【実家へ引っ越す】という最大イベントを消化いたしました。

これまで進学、就職、転勤と何度か引っ越しを経験しておりますが、今回は実家への出戻りということで寂しさは尋常じゃない。一人暮らしを始める際にありがちなホームシックとは完全に無縁であった自分はもはや、一人が当たり前、一人暮らし最高という残念ながら結婚できない女子全開の思考となってしまったのです。あの子、東京に行って変わったよね。

 

~日頃の習慣が重要~

自分本体の引っ越しに先駆け、まずはペットの引っ越しです。スーパー繊細なウサギですからね、段ボールに入れてトラックで、、という訳には行きません。ということで引っ越し直前に実家へ送り届けてから、いざ準備開始でございます。

普段同じ部屋で寝食を共にしていた相棒なので、寂しさは尋常じゃない。

 

そしてここからが本番の箱詰め作業です。一般的に単身世帯の引っ越しでは段ボール10~15箱位が平均ということですが、自分の場合は10箱でした。

一応結婚適齢期を若干過ぎた辺りの、腐りかけが一番おいしいよね的な位置におります女子なのですが、少ないと思います。

そのうち4箱は趣味(ゲームやらDVD)の箱ですからね、もう腐りかけではなく完全に腐敗ですね。何が言いたいかというと、生活に必要な物は普段から極力持たないように生活をしていたのです。でもミニマリストではないです、趣味の箱4箱ですから。

生活に必要な物の内訳は食器や本、PC類などなどが含まれているのですが、注目していただきたいのが、この中に靴、カバンや服が含まれていることですかね。会社員時代はお堅い職業柄、キレイ目の通勤着をそれなりに常備していたのですが、退職と同時にほぼ処分いたしました。潔さがいいですね。

 

~いざ実家へ帰らん~

引っ越し当日の午前中は相変わらずの歯医者さん通い。帰宅してすぐに引っ越し業者の方から連絡があり、午前中の作業が早く終わったため前倒しで向かいますとのこと。

連絡から到着まで約30分、到着から積み込みまで約30分。あっという間に空っぽの部屋になりました。あぁ寂しい。

感傷に浸る暇なく急いで掃除をした後、電車で実家へ向かったのですが・・・私が実家に帰ると既に業者の方は搬入を終えて帰られた後でした。

あまりの仕事の速さに脱帽です。感謝感謝。

 

こうして出戻り生活がスタートした訳なのですが、長年一人で自由に生活しているとペースが乱されるというかなんというか。既に逆ホームシック状態です。

早く一人になりたい気持ちが募る、33歳の夏。

 

伝説とやらを垣間見た話

今年はドラゴンクエスト30周年のアニバーサリーイヤー。という訳でただ今ドラクエミュージアムが開催中でございます。

隠れゲーマー(但しレトロゲーに限る)としては外せないイベントということで勉強を一時中断し、はるばる渋谷ヒカリエまで 遠征してまいりました。

会社員時代は毎日渋谷を通過していたのですが、下車するのは久しぶりです。というか、電車に乗るのが久しぶりです。

 

〜歴代勇者達が集合しておる!〜

 入り口では歴代勇者達がお出迎え。ずらっと並ぶシリーズパッケージ(実物)にすら感動してしまいました。同じ物が家にもあるのにね。

オープニングムービーが終わり、会場の扉が開くと目の前にはロトの剣、鎧、盾が!食い気味で凝視しますね、これはたまらん。

 

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【歴代勇者たち。ロト3部作。】

ひとしきり興奮したところでまずはロトの展示から。ファミコンドット絵からは想像できない程の壮大なストーリーに改めてドラクエの偉大さを感じます。

なんてったって全ての冒険はここから始まりますからね、まさに「そして伝説へ」なのですよ。

 

天空シリーズ、涙の名シーンたち〜

続いて天空シリーズ、なんと名シーンがジオラマになっております。

個人的感動ポイントはこちら、キラーパンサーとの再会シーンです。もう会えないと思っていたのに、、うぅ。

ちなみに私はキラーパンサーをゲレゲレと名付け、ラスボスまでスタメンとして頑張ってもらいました。

そして写真手前のブラウニー(最初に仲間になるモンスター)を激しく鍛えて前線の戦士に育てました。

完全に余談ですね。あぁ懐かしい。 

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 【会いたかったよ、ゲレゲレ!】

 

シリーズ7以降は体感型の展示でした。休日に行ったので、混んでおりました。(あっさり。)

 

〜帰ったらドラクエやろう〜

締めはパッケージやモンスターの原画、ダンジョンの構成画、BGMの楽譜などなど貴重な展示が目白押しです。混んでいなければ何時間でも見られそうな位の激アツっぷりです。ワクワクが止まりませんでした。

もちろんグッズも沢山ありまして、迷った結果Tシャツを購入しました。

今年はドラクエTシャツでキメる、33歳独身女子の夏。

 

瞳孔開きっぱなしで堪能したドラクエミュージアム、大満足で終了です。

帰ったらドラクエⅡやろーっと。

 

ではまた。

 

 

無職の1日は想像よりも早く過ぎる

ただいま進学に向けて、図書館通いに勤しむ私ですが、更に病院通いを始めたお話です。

留学保険には歯科受診対象外のものが意外と多い、つまり海外で虫歯=大損害な訳ですね。中には歯科受診料もカバーしてもらえるものもありますが、保険料が高い。そして海外で歯が痛む恐怖を抱えながら出国する勇気は私にはありません。小心者なんでね。

これまで定期的に歯医者さんに通っていたので、歯が痛くて受診という経験はないのですが備えあれば憂いなし。早速受診予約をいたしました。

転居と海外渡航の予定を伝え、ここから怒涛の歯医者さん通いがスタートしたのです。

 

~冗談ではなく毎日通う~

この際なので治療済みの箇所も綺麗にしてもらうことにしました。一本だけある親知らずも抜こうとおもいます。限られた期間で完了させなければならないので必然的に毎日通うことになったのです。

治療することに関してはやぶさかではないのですが、歯医者さんが苦手なので毎日憂鬱です。治療中に寝られる人が心底うらやましい。

 

~なんで痛いのかを考えてみた~

歯の治療の痛みは注射などとくらべるとさほどでもないような気がします。(歯医者さんでも麻酔の注射とかありますが。)

「ちょっと痛い」が継続する。おそらくこの辺がポイントだと思います。

 また治療中はいつ痛みが来るか、どれくらい痛いかが分かりません。大丈夫だろうと思っているところにふいに来る「ちょっと痛い」、心の準備ができないんです。これが繰り返されることで緊張感から痛みが増幅されるような、されないような。

不意の痛みと鋭利な器具、まさに削ってますという音がうまい具合にミックスされて「ちょっと痛い」=「なんだかすごく痛い気がする」になるんではないでしょうか。

 

いろいろ考えてはみましたが、考えたところで痛みは変わりません。ただ前よりも少しだけ強くなれた気がします。

 

本日も歯医者さんに行ってきます。

ではまた。

大嫌いなアイツとの再会から学んだ教訓と対策

ついに再会してしまった。最後に会ったのは数年前、もう二度と会うことはないと固く誓ったはずなのに再会はいつも突然だ。

 

深夜、私の前を黒い影が横切った。

間違いない、アイツ=ゴキブリだ。

瞬間的に私はゴキブリ並みの素早さで逃げた。ドラクエで例えるなら「はぐれメタル」だ。まさか追ってはこられまい。

 

~攻撃こそ最大の防御とはいいますが~

これまで「遭遇しない」ことに全力を注いできた結果、退治するということを完全に置いてけぼりにしておりました。完全にばかやろうです。

深夜だけどもしかしたら助けてくれるかもしれないという一縷の望みをかけて実家に電話、返ってきた言葉は「自分でなんとかしろ」でした。そうですよね。分かってはおりましたが。

その後安全地帯で考えること数時間(パックマンかよ。)、ついにお金で解決することにいたしました。このご時世、頼れるのはお金です。

 

理由①殺虫剤がない、買いに行くにも部屋に入れないので財布が取れない。

理由②部屋着から着替えられない。部屋に入れないから。

理由③死体処理ができない。

理由④そもそもペットがいるので殺虫剤を派手に撒けない。

 

便利屋さんに電話して待つこと約30分、捜索約20分の末無事に平和を取り戻すことができました。ありがとう便利屋さん、仮眠中にすみませんでした。

~裏まとめ~

・お金で解決するという決断力

 深夜料金、特急料金、高いか安いかはあなた次第。

・部屋は常に清潔に

 不潔だから虫が湧いたんじゃない、侵入したんです。

・整理整頓を怠らない

 捜索時にすべてさらけ出せますか?クローゼット開けられても大丈夫ですか?

 

~真まとめ~

・侵入口と思われる隙間をふさぐ

 スポンジ等をぎゅうぎゅうに詰めておきましょう。

・毒エサトラップを仕掛ける

 卵まで仕留められる物がベスト。どうか家の外で死んでますように・・・

・ハッカ油を使う

 ハッカのアロマを焚く、ハッカ油とエタノールでハッカ水を自作して拭き掃除

 ※天然のオイルでないと効果がないそうなのでお気を付けを。

・ゴミを放置しない

 そして袋の口は閉じておきましょう。

・コンロの油汚れを残さない

 ゴキブリは油が好きだそうです。食器洗いのついでに掃除。

 

なんだか女子力高まりそうですね、いい奥さんになれそうです。

今となっては何の説得力もありませんが、わたくしすべて実践しておりました(涙)

これからも精進します。まぁ近いうちに引っ越すんですがね。

 

ちなみに我が家の場合、網戸の隙間が怪しいということでした。

というわけで今年の夏は一切窓を開けないことをここに誓いま

ではまた。

カナダ就学ビザ(=学生ビザ)を申請した話

入学準備を進めること約数ヵ月。

カナダ就学ビザ(以下、学生ビザで統一。)が承認されました。いやーよかった。「進学のため退社します」なんて意気込んでおきながら、ビザが却下されたらまた雇ってくれるかな・・・とかなり心配しておりましたからね。これで一安心。

※ビザ申請は国や時期によって流動的ですので、申請される際はご注意ください。そして困った時はgoogle先生に聞くといいと思います。

 

~半年以上の滞在にはビザが必要~

カナダに半年以上滞在するには目的に応じてビザが必要となります。逆に言うと半年以内であれば観光ビザで入国して学校に通うこともできるそうです。私の場合、留学期間は一年を予定しておりますので、何はともあれビザが必要です。一年の滞在であればワーキングホリデービザで入学することも可能なのですが、残念なことにワーホリビザには年齢制限がありますので、私は学生ビザ一択でした。越えられない年齢の壁がありました。

 

~学生ビザとは何者か~

学生ビザとはその名の通り「半年を超えてカナダの学校に通ってもいいですよ」という許可証です。ざっくり。

まず、学生ビザを取得するには政府公認の学校(高校や大学、専門学校など)に通うことが条件となります。公認ではない学校の場合、学生ビザは却下されるそうなのでご注意くださいませ。

そして気になるバイトについては条件を満たせば可ということです。

但し条件がありまして、

・フルタイムの授業を受けている

・語学学校のみの学生は不可(専門プログラムを6か月以上受講すること)

・アルバイト時間に上限あり

こんな感じです。詳細はインターネットで調べてね!

 

私の場合は一年間フルタイムでカレッジに通う予定なので、アルバイト可ということになります。

しかし実際問題フルタイムで授業があって、しかも現時点では英語なんて大して話せませんからアルバイトをするのは難しいかもしれません。会社勤めで貯めた自己資金ほぼはたいて留学するので、勉強最優先です。ただ、本音はバイトしてみたい。

 

~ビザ申請までの道のり~

ビザの申請は代行業者に依頼しました。退職願を提出したとはいえ簡単に休むことができなかったので仕方ありません。時間をお金で買ったと思いましょう。

申請には高校以降の学歴・職歴情報と家族情報の2枚のフォームを提出します。それほど難易度は高くありません。記入例が添付してあったので簡単でしたが、なくても大丈夫だと思います。英語表記の学校名・会社名とか、家族の職業、生年月日等なので、単語さえ調べれば記入できると思います。

そして最難関の英文レター。要は留学に対する意気込みをお手紙にするものです。それがまあ書けない書けない。ここで完璧な英文が書けたら留学の必要ないだろう、という言い訳をしながら一週間かけて書き上げました。

 他に準備をするのはパスポートの写しと英文の銀行預金残高証明書、大学の卒業証明書と成績証明書です。

残高証明書は発行から3ヶ月以内、残高240万円以上必要なのでご注意を。通貨は円建てでもドル建てでも大丈夫です。

 

全て揃ったらいよいよ申請です。代行業者さんへ紙ベースで送付したら、後は待つのみ。一度家族情報の内容に問い合わせが入りましたが、こちらはメールでの回答のみで構わないようです。

 

自分史上インド観光ビザの取得が一番面倒だった記憶があるのですが、学生ビザは更に大変でした。いや、当然なんですけどね。

一仕事終えた感で若干気が緩んでおりますが、本日も休まず図書館に行こうと思います。

ではまた。

 

 

 

 

無職の日常、曜日の感覚はまだあります。

無職生活約2週間、最近では仕事のことを思い出すことも少なくなってまいりました。

退職直後は「案件引き継ぐの忘れた気がする・・いや気のせいか・・」とか、「残してきた書類を果たして解読してもらえるだろうか」とか、毎日電話がかかってくることに怯えていました。

が、幸いなことに今日まで連絡はなし。もう忘れていいんですよね?忘れますよ?

いやむしろ「あいつこんなに仕事してたのか」位思ってくれているのではないかと図々しくも考えております。

そんな新米ニートの日常をお伝えします。ちなみに有益な情報はありません。

 

~早起きしなくていいんだよ~

これは退職2か月程前から自身の原動力になっておりました。同僚から「退職して学校に行くまで何するの?」と聞かれ、「一生分寝ます」と即答しました。それほど寝るのが好きです。若干腐ってますね。でも毎日10時間は寝たい、ベットから出たくない。

 

しかしペットと暮らしている関係上、毎日お世話をしなければなりません。

(ペットのことはいつかご紹介します。親バカ全開で。)

動物の体内時計はかなり正確なようで、ほぼ会社員時代の起床時間に騒ぎ出します。お腹を空かせた彼なりの必死のアピールなので無視はできず、根負けして起床。結果、毎日早起きしています。誰か褒めてください。

 

~これがルーティンだ~

わたしは筋金入りのインドア派なのですが、3日以上だらけた生活を続けるとさすがに自己嫌悪に陥ります。なので毎朝コーヒーを飲みに行く、図書館で勉強をすることを日課にすることにしました。一応学生になるのでね。

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【近所の図書館。洒落てます。】

 

図書館では熾烈な席取り合戦が繰り広げられますが、午前中は割と平和。

現在英文法の復をしているので、テキストに大きく≪過去形≫とか≪前置詞≫とか書いてあるのを隣の学生さん(らしき人)に見られるのがとても恥ずかしいです。いい大人が中学生レベルの文法やってるよ、ってさ。あぁ学生時代もっと勉強しておけばよかった。

私が通う図書館は席で寝ていると容赦なく起こされます。なので眠くなった時は、「地球の歩き方を読みながら妄想旅行」をすることにしています。没頭しすぎて気づけば夕方ということも珍しくないというか、毎日というか、ごにょごにょ。

真面目に勉強した後は早めに帰宅して早めに寝ます。次の日があるのでね。

 

退職後は怠惰な日常になるだろうと思っていたが、実は意外ときちんとしていた、というお話でした。

ではまた。